現在の医学では認知症の特効薬はないのが現状であるがゆえに、民間医療も含めて認知症の予防が頻繁に報道される。
先日、認知症予防のエクササイズの「コグニサイズ」の発案者、国立長寿医療研究センターの島田先生の研修を受けた。
認知症予防の最新知見が得られたので、一部報告します。
①庭仕事、畑仕事などいわゆる土いじりのガーデニングが認知症予防になる。
②記憶の中枢である「海馬」はある程度、回復可能である。
③難聴は認知症になりやすいから要注意。(周りとのコミュニケーションが取れないので孤立に陥りやすい)
④ややきつい運動(心拍数が120/分)は認知症予防の最大の薬である。(薬よりも効果が高い)
⑤五感の衰えは認知症の始まり。特に嗅覚・聴覚・視覚・味覚など。
いずれも興味ある事実が、これら認知症の予防対策として、今後推奨されていくことを期待したい。