「閉鎖病棟」
精神科医で作家の箒木蓬生氏の原作で2019年に映画化された。
主演に落語家の笑福亭鶴瓶を起用して見事にあたった。世間では居場所を亡くした人たちが寄り添って、閉鎖社会でドラマが起こり、そして散っていくという介護の現場にも通じるものがある。介護アロマセラピストの存在が閉鎖病棟で暮らす人たちの心の中に温かく通い合うきっかけになればいいと願わずにはいられない。