今では立派な政治家の千葉県知事森田健作氏も青春ドラマの大活躍!
「さらば涙と言おう!」と大声で歌ったものだ。
確実に団塊の世代には加山雄三であり森田健作が青春のシンボルであった。
若い時に情熱を燃やした日々があったという事は何にも代えられない宝であろう。
ことにスポーツに打ち込んだ青春の苦しみは、
晩年になって尊く懐かしさが生きる励みにもなる。
私の場合はスキーであり、セーリング(いわゆるヨット)の青春があった。
還暦を過ぎることから山に海に青春の思い出を手繰り寄せては思いに耽る。
2年後に東京オリンピックが江の島に決定した瞬間、万歳をしたものだ。
セーリングのメッカ江の島で学生時代は夏合宿をした熱い思い出が蘇る。
まさに青春を謳歌した江の島・逗子・葉山・鎌倉の土地は青春を思い出すのに一番のスポットである。
その江の島で今週、2年後のセーリリングのオリンピック会場でのテストマッチであるワールドカップ2018が開催されている。
いち早く青森の出張あと、江の島に足を伸ばした。
久しぶりの潮の香りに体が青春そのものに戻ったような気がした。
青春のパワーが潮の香りで蘇るというのはまさにアロマテラピー効果であろう。
回想療法という認知症のためのセラピーがあるが、昔、馴染んだ香りがある高齢者にとっては何よりの脳への刺激になると思う。
その昔懐かしき香りを探ることから認知症の対策の糸口にしてみる価値はあると思う。
ワンパターンの切り札的香りがあるわけでなく、人に寄り添って香りの世界を蘇られることこそ大切にしていきたいと思う。