「老人の取扱書」のコラムには、「年を取ると五感はどう変わるのか?」が実例と解説編に分けて書かれている。

その五感の中で、嗅覚を取り上げたい。

70代からの嗅覚機能低下が著しくダウンする。

体臭・口臭にも気が付かず周りを不快にする。

徘徊同様周りの人々にとっては迷惑行為でもある。

さらに味覚とも嗅覚を関連しているので、食に対する興味も失せる。

食欲がわかない訳はこんな五感の衰えにも関係しているのである。

 

大手製薬会社エーザイでは認知症テストのひとつとして

嗅覚テストのスクーリングキットを一昨年販売に踏み切った。

いよいよ認知症の大量生産する時代到来に即したタイムリーな商品である。

家庭で出来るキットなので病院に行かずとも気軽にできる。

五種類の匂いの嗅ぎ分けや種類のテストをするのである。

名古屋のバイオ企画でも臭いテストのキットを販売している。

認知症の初期に見分ける鑑別が認知症の対策として大事なことがわかっている。

つまり認知症予備軍である軽度認知障害(MCI)の時期に如何に対策を講じるか、これが認知症にならないための決め手になるとか。

そのためには嗅覚だけでなく、難聴という聴覚テストも重要になってくる。

コミュニケーションが悪くなる一つに難聴があると言われている。

 

人との繋がることができなくなる難聴は認知症に陥りやすい環境因子とされる。

五感が衰えると不安が増長し、その不安がきっかけに認知症になるというレポートもある。

五感を大事にするためにも普段からの芳香療法で脳を喜ばすように高齢者の環境を心地よくしていきたい。

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