「多世代で紡ぐ支え合いのまち川崎」
~一生住み続けたい最幸のまち・かわさきを目指して~
と題する講演会が地元川崎で開かれた。
今回のキーワードは、
①少子高齢社会はみんなで乗り越える
②交流健康の源
③ソーシャル・キャピタル(お互い様、地域の団結力、ご近所の底力)
④一石二鳥の老化防止(個人の趣味や健康から地域社会への貢献で公私共に生活の質を高める)
私自身は、一号被保険者となって介護保険にお世話になるような気持には、まだなれない。
もし保険に頼るような介護生活を送るようであったら、果たして今日の講演会の話に聞く耳を立てるようであろうかと思った。
社会とのつながり(近所付き合いや社会参加を通じて社会的支援)をもつことが死亡率の低さに多大な影響を与えるというデータに少なからずショックを受けた。生活習慣よりも社会とのつながりとは?
しかも身体的健康ばかりでなく、老人性うつなど精神的健康度も社会とのつながりはいい影響をもたらす。
孤立無援とは同居家族以外との接触が極端に少ない(社会的孤立と言う)
別居家族及び友人や近所との接触を心がける。
対面接触(一日中テレビを見ているのは対面ではない)やせめて電話やメールの接触を心がける。
我々のケアマネが月一回訪問時に面談義務があるが、この訪問は経過観察やアセスメントだけでなく対面接触するいい機会だと再認識した。
これからは生活支援サービスは市民の支え合いでカバーするという地域包括ケアシステムを改めて痛感 した講演会であった。