外の春一番の強風が悩ましい。
何と花粉症の患者にとってはこの春一番こそが厄介な季節となって
鼻に目に苦しい春がやって来るのを感じる。
私もその被害者の一人として決して春よ!来い!!と呑気なことを言っておられない。
まずは思考能力と集中力を欠いて頭脳明晰とは程遠い心境である。
それに加えてケアマネ更新研修と税金の申告時期と重なって
とにかく2月は生みの苦しみの春の到来というところか。
梅や桜の花見と衆生は浮かれているが、この春に医療制度の診療報酬改定が実施される。まずは薬剤費が目をつけられ無駄なクスリの無駄使いとダウンは間違いない。
さらにリハビリの行く末が私にとっては興味津々。
つまり病院でのリハビリが病床の区分け(急性期・回復期・維持期)によって在宅介護にリハビリが必要とされるケースが多く輩出されるという予想である。そのためのケアプランをケアマネージャーの立場から今から受け入れを準備せねばならない。
在宅介護の強化策によって受け入れる環境が整備されているかどうかが今後の焦点。私の関わる業界である鍼灸マッサージ業も介護に参入するチャンスと癒し業界の進出で厳しい経済基盤を揺るがせている状況の脱却で新分野への期待は大きい。
税金の無駄使いはクスリばかりでなく、次に狙われるのは生活援助(最も多いのが「掃除」と「料理」)と称した介護保険サービス給付の見直しだ。
意外にも生活援助を利用しているのが、自立度からして生活援助は本来、必要としない介護度が低い高齢者に多いという事実から生活援助も保健外しを狙い撃ちにされている。
生活援助は介護度が高い自力では何もできない人のためのサービスがいつの間にか便利屋みたいな給付の仕方に変貌し、自立支援のコンセプトから程遠い現状から今後は保険対象外となる可能性が強くなってきている。
生活援助は民間活力活性化のためにも配食サービスや掃除業務をする民間委託に任せ、ボランティアの人材への活用も積極的に進めるべきであるということである。
いわゆる新総合事業を具体化する各自治体が現在、各地で右往左往しながら策を練って、このような保険外の人材育成や人材バンクに奔走している。
私の現在行っている介護アロマ講座の中で育成をしている介護アロマセラピストが注目されるよう行政に働きかけたい。
今年は自治体や地域包括支援センターや社会福祉協議会に積極的に宣伝しているつもりである。
また被災地でも問題になっている「生活不活発病」は介護社会にも同様な現象が起こっており、この病気誘発防止のためには、見守り的役割の演じる民間ボランティアや地域住民のサポートが欠かせない。
とにかく介護専門職の人材不足を今後の在宅介護推進の動きの中で、如何に潜在的地域住民パワーを目覚めさせ引き出せるか意識の目覚めが今後の課題となろう。
心地よい介護にしませんか!
介護現場でのアロマテラピーの扱い方や最も多く見受けられる 浮腫み ・ 冷え ・ 不眠などの緩和に簡単な実技訓練を行います。アロマテラピーについては認知症や消臭や感染予防について触れます。
また、手による触れ合いとして「癒しの手」のテクニックで、介護福祉に従事されている方、親子関係など、人とのコミュニケーションの仕方を学びます。
アロマテラピーが介護の手助けになることを知っていただき、快い介護になることを体験するチャンスです。
なおこの講座は認定ライセンス制度の対象講座になっています。
~>☆あさいマッサージ教育研究所で介護アロマ講座開催☆
日時 平成28年5月21日(土)、22日(日) 9:30~16:30
会場 ウイリング横浜 9階 和室 (京浜急行上大岡駅)
定員 限定20名
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TEL&FAX: 044-754-0053
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*次回は8月20日21日です。
☆介護アロマセラピスト講座の全国開催<2016年度>スケジュール☆
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