「酒とバラの日々」という1962年のアメリカンドリーム時代と言われた時の映画がある。
このバラの季節、日本各地では運動会日和の五月晴れが続く。
やがて鬱陶しい梅雨の前のつかの間の庶民の楽しみに、バラ園に赴く爽やかな季節である。
近隣には生田緑地公園内のバラは今が見頃で、見事な芳香と花々の豪華さを想像するだけで気持ちがワクワクする。
こんな時にお年寄りを外の空気に触れさせバラの香りに包まれて散歩することは、最高の心のリハビリになる。
外出は足の衰えを防ぐばかりでなく、五感の刺激をいやがうえにも強くする機会となる。
その上、外の空気に肌を触れさすことは、季節感を失う高齢者にはことにいい。バラの精気は香りにも視覚的にも大脳辺縁系に強く作用する。
それに介護アロマ講座で習う「癒しの手」があれば鬼に金棒。
さて梅雨の来ないうちに「介護とバラの日々」を満喫させ、鬱陶しい梅雨に備えて外歩きに精を出してみよう!