「汗の臭いを洗剤で洗い落とすと気持ちが和らぐ」と古賀良彦先生が実験して証明した。

介護現場で一番気になる臭いは便臭と思いきや、汗の臭いだと某アンケートにある。

汗臭さは一頃、チャールス・ブロンソンというメキシコ系?アメリカの男優がいたが、例のマンダムの整髪料の宣伝でやたらブラウン管を賑わした方であるが・・・・

その汗臭さが売り物にしている時代もあったが、今や男の世界は終わり、女性優位な時代が確実にやってきた。介護社会においても女性の活躍が中心をなす。

介護では汗臭さこそ迷惑の話である。

汗はストレスの原因になるということで、汗はこまめにふき取り、洗濯を頻回にすることが大事であるということか。

ただでさえ介護ストレスが介護者に襲いかかっているとすれば、まずは汗のにおいを処理することだ。

汗臭さは記憶力が減ってしまうという論文もある。

そしてスポーツのパフォーマンスも下がるという報告まである。

 

清潔保持困難症候群が寝たきりだけでなく、多くの要介護者に見られる。

そもそも入浴拒否する困難事例が、この症候群に陥って周りにぷんぷん嫌な臭いを放つ。

潔癖すぎるのも肌を乾燥させる原因になって困るが、お風呂好きの日本人の文化は大事にしたいものだ。

もし入浴拒否されたら、何か過去に原因があるはずだと察することが必要ではないかと思う。

汗臭さも本人にとっては生活の一部で、周りに迷惑をかけているという自覚がない。

しかし本人以外の周りには迷惑千万のために、汗処理対策は豊かな心地よい介護生活にとってなんとしででも解決をしなければならない由々しき問題である。

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