一か月ぶりに葉山一色の山の手に出かけた。7月も後半だというのにまだ正式な梅雨明け宣言は出ない。葉山海岸からの潮の香りが漂ってくる。
久しぶりに晴れ上がった月曜。ランチに葉山一色にある隠れ家的手打ち蕎麦屋の暖簾をくぐる。
おおよそ外見からは蕎麦屋にみえない。六代続く地元葉山で漁商を営む。地魚を中心に手打ち蕎麦が評判。
靴を脱いでくつろぐ店内は畳の和室でなごみの雰囲気。
兵役経験のあるおお女将のご主人当年95歳だという。毎日佐島に仕入れに行く。
外部との交流に加え、この立派?な秀逸な文字メニューを毎日書き換えるという
文字を書くことがボケの防止であろう。
古き良き時代の我がヨット部時代の昔話を交わす。
まさに凛とした現役を続ける女将からは潮の香りが漂う女と、潮の香りは女将にとっては最高の天然香水であろう。