地方でも認知症は都会同様、多く見られるのは対応いかんで人為的に作られる病気に歯止めをかけたい。
その1)ADHD(注意欠如・多動性障害)をもたらす原因の一つとして「フッ素」が関連しているのではとの報告があり、フッ素が記憶の中枢である海馬にダメージを与え、多動性を誘発するという。(ハーバード大学の研究)
その2)オキシトシンという脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンの点鼻スプレーを自閉症の方に投与することにより自閉症の特性によるコミュニケーション障害の改善に効果があるとされた。(東京大学による研究)
ADHDの症状(注意力障害・多動性・衝動性)は認知症にも出現するし、自閉症の社会的・対人的コミュニケーション能力における欠陥も認知症にみられる。
この二つの研究報告から認知症にも応用できると考えた。
大都会では人間関係に苦労しているサラリーマンが多い。認知症も対人能力欠如の側面がある。認知症をめぐる現代病との関連が今、注目される。
これら疾患の対する一般市民の理解が求められる。
認知症を含めて障害者への対応いかんでノーマライゼ―ション社会が実現する者と確信する。介護アロマセラピスト講座では、関節を緩めてそっと触れる「癒しの手」をお伝えしているが、その優しいタッチを通じてオキシトシンを分泌させることが期待されている。