認知症の研修レポート参考になったでしょうか?
そのぞれの人があるいは家での事情が異なるかもしれませんが、
認知症には様々な症状の出方があるので一筋縄で解決するわけではありません。
しかし周りがいろいろ試行錯誤する中で、対応の仕方で認知症のご本人と向き合う方法を見出し、共生することができるのも認知症なのです。
認知症は決して治らないかもしれませんが、病気でなく老化の過程での症状なのですから、死に向かって確実に進行する癌とはまた違った意味で医療従事者ではできない周りの人たちによる対応の仕方によってその症状とうまく付き合えることも事実です。
認知症の根底には不安心配があります。それを受け入れ、当たり前のこととして本人を尊重することから始まります。そのためには認知症という症状の裏側に潜む精神的ストレスと和らげることが不可欠です。
話題作「ロストケア」は極端な例からもしれませんが、苦しむ家族と本人との関係を断ち切り、本人を安楽死に至らしめる殺人によって平安を保てると殺人に追い込んだ。そんないびつな社会的事件が実際には起こりそのモデルを映画化したものであった。つまりフィクションでなくノンフィクションの物語なのである。ロストケアに追い込むような介護社会であってはいけないと映画を見て痛感した。一方で、先ごろヤングケアラー問題が注目を浴び、世の中全体が大きく介護問題で揺れている。
いまこそ介護のアロマの風を吹かせ、暗く長く苦痛の介護生活に終止符を打たないと明るい未来の社会はやってこないことと思う。
◆アロママッサージ(時にはレクリエーション)を通じて癒しを地域のイベントや高齢者施設や障碍者施設にお届けするボランティア活動している社団の活動にご興味ある方に(高齢者へのハンドマッサージの実習も行います
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