認知症の方の記憶を呼び起こしたアートコミュニケーション。
先日、お知り合いの若年性認知症カフェを横浜で主催しているAカフェ(毎月第4木曜日午後)の催しに足を伸ばした。
本日のテーマは「アートと言語の表現をコラボする」
いわゆる絵を見てそこから物語を作って言葉で表現する作業だ。
この作業が認知症の方の脳の刺激になって生活に支障をきたすことなく過ごせる。
講師はアーツアライブ活動の日本での中心的活動をしていらっしゃる林容子先生。
長年渡米して現地でこのアートプログラムを習得して、現在日本におけるこの活動の中心的役割を担っている先生だ。
終始にこやかな笑顔でプログラムのファシリテーターを務める。
このワークに参加した数人がお互いに絵から感じたことを率直的に述べ、物語風に仕立てていく。
参加者が絵を見ながら思いつつまま述べた物語を実に上手に講師はまとめていく。
時々最小限の誘導をしてワークの目的を外さないよう集中して、物語作りに専念できるようにコーディネトしていく。
物語を創造していくことよって脳の使われていない部分の刺激となり、生きる張り合いを与え、QOLを向上させることが科学的証明の見地からもわかってきているという。
アロマテラピー同様、視覚と言葉の表現する行為目覚めさせることは認知症に間違いなくいいことだと実感した。小説家も落語家同じ作業かもしれないが、これが仕事となってはまた別のストレスを生み出しかねない。
このドラマや物語に香りのアロマを演出してもおもしろいと、機会があったらやってみようと思う。
Aカフェ主催するのは「あみけるひろば横浜」で参加ご希望の方は
横浜市新子安ケアプラザ045-423-1701まで