訪問診療医のドキュメント番組。
次田展之医師は、若い頃、アクロバット飛行と医師との二束草鞋をはいて人生を謳歌していたそうだ。
そのアクロバット飛行に限界を感じて、医師一筋に無医村(離島)医療を志し、神奈川県の勤務医から瀬戸内に百島に診療所の拠点を構えた。奇しくも東日本震災があった2011年のことだった。
瀬戸内といっても瀬戸内海に数ある島の一つである。
その島を中心に近くの島を自ら小型船舶を操縦し島民を訪問する。
昔取った杵柄で空からも島民を訪れる。
アメリカで飛行機操縦の免許と取得し、一旦は空での夢を諦めたのだが、この特技が島民の診療には欠かせない武器となっていざとなったら水上飛行機でも訪れる。
単身赴任してまでもどこまでも夢を追いかける次田医師の姿勢に身震いした。
救急医療が次田医師がメインであるが、介護アロマセラピスト同様、島民を心配るハートは同じだ。
昨年訪れた甑島の瀬戸上医師がモデルとなったドクターコトー診療所(古志木島ロケ地)が離島医療に一石を投じた。
心のケアと島民を安心感で満たす、訪問診療医と介護アロマセラピストが今熱い。