「50代独身男の介護奮闘記」とサブタイトルにあるようにサイエンスライターの松浦晋也氏の介護の実録と介護業界への展望みたいなものがコメントされている。

 

ぬくもりと効率化がこれからの介護社会のテーマ。

ぬくもりは個人という存在の尊重を実現してくれるというものだ。

 

「癒しの手を家庭に1人」というスローガンで介護アロマ講座を展開している小生にとって、この本から講座を続けていく勇気をいただいた。

 

そして「介護は社会的事業である」という考えに国全体が国民に働きかけ仕組みを作っていかなければならないということに共鳴した。

 

気になったことは標準治療を放棄して、代替療法にうつつを抜かすことの危険。

薬機法の隙間を縫って、代替療法が横行しているという指摘だ。

アロマテラピーを推進する小生としてはアロマテラピーに危機感を持った。

 

たしかに標準治療は癌も認知症も決め手には欠くが、

まずは標準治療というものが存在するということを知るべきであろう。

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