吉田修一原作「怒り」が全国上映されている。映画マニアの私も早速、映画館に足を運んだ。
映画にするとこうなるんだという典型的な作品であった。つまり名優ぞろいの映画が、原作を凌駕する名作品でなかったのが残念。
怒りは介護現場にとっても大敵だ。
怒りをコントロールすることが介護スタッフや身内の介護者には要求される。
そこでアロマ精油によって感情コントロールに即効効果のある芳香療法を五行にタイプ別に分けてアプローチを試みる。
◆怒りの状況別アロマケアとブレンド
<滴数>30mlに合計15滴で2.5%のブレンドとしました。芳香スプレーでなく、植物オイルでの塗布は芳香浴の濃度よりも、おおよそ半分ぐらいの滴数の濃度で行ってください。
1)イライラ・ストレス発散型の怒りタイプ
爆発一歩手前で手や体を震わせて逆上寸前の状態で感情不安定でむら気が強い。常日頃から怒りがまさに発散しようとしている一般的な怒り(癇癪持ち)タイプ。
<適応精油ブレンドレシピ>
7ラベンダー、
1カモミール(R)
3オレンジ
4ローズウッド
◆ラベンダーは怒りの感情を和らげるに第一次選択の精油。ラベンダーの精油は怒りも落ち込みもいずれも感情のバランスを図りながら怒りを鎮静させていきます。感情不安定型にはもってこいの精油に加えてカモミールを加えたらさらに鬼に金棒。オレンジをローズウッドのバックのサポートも心強い援軍としてメインの精油二つを助け合います。
2)外向型の怒りタイプ
怒りが火山の如く爆発し外に向かって真っ赤な顔して顔もほてり気味。一方的に怒りの嵐が押し寄せて止めようと思っても自分では止まらないタイプ。
<適応精油ブレンドレシピ>
6イランイラン
1ローズオットー
4プチグレン
4フランキンセンス
◆怒りという抑えきれない気持ちの爆発を見事にイランイランとローズの強力なコンビで火消しに走ります。プチグレンで神経の調整をしながら心のバランス回復に向かわせます。