先日、新聞に犬猫の歯周病の話が載っていた。
歯磨きをすぐに受け入れてくれる犬猫はまずいない。いきなり口に入れようとすると驚かれ次からは抵抗されてしまうという。何事も手順が必要。
まずは口に触れるのを嫌がられないようにする。
膝の上にのせたり、指で口の周りを優しく触れることから始める。
そして好きなおやつを与える。これを数週間続ける。
こうして「口に触れられると、良いことがある」という認識をさせる。
その後は、指でガーゼで綿棒で段階的に歯を触れられることに慣らす。
また、乾いたままの指や綿棒は嫌がるので、水や湯や好みのペーストで湿らせることも大切です。段階を経ることで、まもなく歯ブラシを口に入れてくれる時が来ることでしょう。
人間も同様で、私は訪問マッサージの最後に介護アロマの口腔ケアを実践している。
犬猫にやるほどの慎重さはありませんが、前段階のマッサージが「脳を喜ばしている」ので比較的、抵抗する利用者は少ない。
しかし高齢になると本能主体に生きる人もいますので、口八丁手八丁、口に抵抗させないようにスポンジブラシを入れるように工夫している。
ボンベイサフャイヤ50mlにティツリー精油40滴が私の常用レシピ。これを水に薄めて使います。
自分にもこのレシピで歯周病対策している毎日です。
帝京大学の安倍茂先生のプロジェクトで開発された商品。
舌苔にはえるバイオ・フィルムに着目し、シナモン樹皮(シンナミック・アルデヒド)含有の口腔ケア商品。