東日本震災でいち早く埼玉の三郷市での体育館で震災支援活動を始めた斉藤京子さんの記事(セラピスト2018年2月号)を久しぶりに見つけた。
私も初めて震災支援に踏み込んだのが斎藤さんが拠点とする三郷市であった。2011年のゴールデンウイークのことですでにあれから6年半経過した。
斉藤さんのライフワークはアロマ隊のボランティア活動であるが、今回はライスワークの本業の近況がメインであった。
まちの保健室訪問看護ステーションを立ち上げられたということであった。
とにかくアクティブな活動をして、周りからの信頼感も厚く、引き付ける魅力は人間性によるところであろう。
人のために尽くす典型的な献身に全身全霊を捧げるタイプである。
24時間体制を敷いて地域医療の一端を担う八面六臂の活躍している様子が伝わって来る。
そして今年、医療と介護のダブル改正を4月に迎え、こうした在宅支援の訪問看護ステーションが注目されるところで
ますます発展間違いなしと思った。
この記事で斉藤さんは柑橘系の精油をがんの患者さんで麻薬の薬を使っている、体調のすぐれない時に訪問看護ケアで使用しているとの報告をしている。
また拘縮(著しい時には濃度を5%にまでしている)やリウマチにはマジョラムやユーカリレモンを患部に刷り込むように使用しているとのレポートがされていた。
そして精油成分だけでなく、患者さんの気持ちや体調を優先して精油選択をするという。
その斉藤さんが在宅看護に求められるのは、アロマの力やセラピストのココロであると断言していることが私には響いた。
いつかライスワークの面でも見習いたいと介護アロマの講座にも生かしたいと痛感した。
斉藤京子さんは、今でも私にとってグレイトな存在である。