日本人にとって春を待ちわびる気持ちは北は北海道から南な沖縄までみな同じ思いであろう。

しかしこと桜は北国の冬にお別れし待望の春を迎える気持ちの切り替えに北国の人々にとって最高のご褒美であることには間違いない。

今年もよく雪が降った。青森からも福井からも私の知り合いとのMailのやり取りで陣中見舞いをした。

雪かきが大変なのになぜに雪深い地域で住むのであろうか?

雪なし県に居を構える私などは疑問を抱くが住み慣れた雪国生活には、それなりの思いもあるのでしょうか?

この住み慣れた地域での生活はお年寄りにとっては最も心の安定には必要な環境である。

大都会は便利かもしれないが、便利だけでははかり知ることができない心の拠り所に、これまでの環境を変えてしまうことは戸惑いと不安しか抱かないものであると高齢者に日々接している会話の中で実感している。

(都立大学駅近くのカフェからみる桜並木)

 

今年の花見時は風なし雨なしの晴天続きで花見には最高に恵まれている。

桜の中でも豪華絢爛のソメイヨシノは花が下向きについているので寝たきりの介護老人にも愛でやすい。

窓から垣間見える桜の花びらが如何に命の長らえに必要なことかは最近、外出もままならぬ訪問先の利用者に

近くの喫茶店まで思い切って連れ出した。

そこから見える桜を眺める利用者の顔の表情は生きててよかったというそれはそれはいい顔していた。

毎年、桜の時期の度に厳しい冬を乗り越え、命を紡いできたお年寄りにこれからも花見に連れ出してみたい。

今話題の公開中の「北の桜守」のラストが満月の夜空に満開の桜を愛でる親子の姿に涙した。

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